ABOUT
今から15年前、当時、私はコーヒーが苦手で、ほとんど飲むことがありませんでした。
飲んだ時の口の中に残る苦みや、後味の悪さが、嫌いだったからです。
しかし、あることがきっかけで、友人から紹介された自家焙煎のコーヒー屋さんに行きました。
お店に入ると「ふぁ~ん」と、コーヒー豆を焙煎する香りが漂っていました。
そこで飲んだコーヒーは、今まで飲んだことのあるコーヒーとは全く違うものでした。
ブラックで「すぅーっと」飲むことができ、苦みがあっても、その苦みが嫌な苦みではなく、
美味しいと感じられたからです。
そして後味も、とてもすっきりしていました。
その時のコーヒーが、焙煎したての新鮮なコーヒーでした。
NPO法人『一杯のコーヒーから地球が見える』、コーヒーの本当の賞味期限を
守ったコーヒーだったのです。
● 植物の種子であるコーヒーは生鮮食品である
● コーヒーの本当の賞味期限は、焙煎後豆で7日、粉で3日
● 自分でも、簡単に焙煎できる
ということを知りました。
飲めなかったコーヒーが、飲めた。
私にとって、衝撃的な出来事でした。
コーヒーの持つ本来のおいしさを、全身で感じました。
自分で、生豆から焙煎し、粉にしてハンドドリップでいれたコーヒーは
本当においしく、あれほど苦手だったコーヒーが、大好きになりました。
はじめは自分で楽しむだけだった焙りたてコーヒー、次第に、もっと多くの人に
知ってもらいたい。と思うようになりました。
2011年 NPO法人『一杯のコーヒーから地球が見える』インストラクターになり、
2013年 maru coffeeとして、兵庫県伊丹市を中心にイベントやマルシェに出店するようになりました。
焙りたてコーヒーと出会ったことがきっかけで、ありがたいことに、多くの人とのご縁ができました。
【ほんもののコーヒーがとりもつ縁】を感じました。
ほんもののコーヒーとの出逢い、そして人との出逢いに感謝しつつ、
これからも、焙りたてコーヒーのある暮らしを大切にしていきたいと思います。
新しい時代の始まりに、兵庫県から北海道へ移住しました。
北海道の地で、焙りたてコーヒーの素晴らしさを、多くの人に伝えていきたいです。
令和元年7月11日
maru coffee店主
一杯のコーヒーから地球が見える インストラクター
mako